相変わらずSUV人気の根強いアメリカで、乗用車ベースのSUVでは日本メーカーのものがアメリカンメーカーのものを大きくリードしていることが明らかになった。
乗用車ベースSUV、あるいはクロスオーバーは、現在アメリカでもっとも急速に成長しているセグメントで、これからの数年間でもっとも期待されている分野だ。今年4月のこのセグメントの売り上げは昨年同時期のなんと3倍以上。ところが日本製がその売り上げの51%をしめているのだ。
トヨタ『RAV4』、スバル『フォレスター』、マツダ『トリビュート』、日産『エクステラ』(これは少しタフな企画だが)など、早くからこの分野を開発してきた日本メーカーだが、今後はフォード『エスケープ』を始めとするアメリカンメーカーの追撃も予想される。