GM(ゼネラル・モーターズ)とフィアットは11日、2002年からアルファロメオ『156』を、GMのタイ工場で生産することを明らかにした。両社は昨年3月に株式持合いを行うという資本提携契約を締結しているが、今回が生産面における提携事業の第一弾となる。
今回、生産が合意した156は、日本を除くアジア圏(シンガポール、マレーシア、ブルネイ、香港など)での販売が予定されているもので、搭載エンジンは1.6〜2.0リットルクラスが想定されている。生産が始まるのは2002年の春を予定しており、年間生産台数は4000台規模。GMタイ工場内にフィァットが1000万ドル(約12億円)を投資して、アルファ専用ラインを設ける。