いすゞ自動車は、路線用大型バス『キュービック』の動力伝達装置に不具合があったとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは1998年9月21日から2000年3月14日までに生産した128台。
対象のバスでは動力伝達装置において、差動装置(デファレンシャル・ユニット)のフランジの締結方法が不適切なため、フランジナットの締付けトルクが不充分となりフランジが弛み異音が発生し、そのままの状態で使用を続けると、プロペラシャフトが差動装置から外れ、走行不能になるおそれがある。
不具合件数は4件で、発見は市場からの情報による。