BMWジャパンは、オフロードバイクの『F650GS/F650GD』の制動装置に不具合があったとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは1999年10月1日から1999年12月6日までに輸入した684台。
対象のオートバイでは、後輪制動装置において、ステアリングアームのブレーキキャリパ取付部の強度が不足しているため、後輪制動時に当該取付部が変形し、そのままの状態で使用を続けると、ブレーキキャリパがずれてスイングアームと接触し、ブレーキ配管の取付け部が緩む。最悪の場合、ブレーキ液が漏れて後輪ブレーキが効かなくなるおそれがある。
不具合件数は1件で、発見は市場からのクレーム情報による。