ホンダ車の販売を手掛ける「ホンダ四輪販売」は、インターネットで商談中の顧客に新車の仕入れ原価を開示する“インボイス方式”を導入することになった。
同社のサイトで見積もりを希望する車種をフォームに記し、他の必要事項も合わせて記入して送信すると、48時間以内に小売価格、系列販社から仕入れた原価、販売手数料、値引き後の実売価格などか書かれた見積書がメールで送信されてくる。同社は車両の仕入れ値に3%のマージンを上乗せした価格で車両を販売しているが、この仕入れ値を商談中の顧客に提示することで透明性を示し、成約率のアップを狙うのが目的。
同社はホンダの系列ディーラーではないため、より柔軟な販売と価格設定ができるという。