低温による道路の凍結や、雪によるスリップでの追突事故など、北海道の自動車ユーザーには憂鬱な季節がまだまだ続くが、トヨタカローラ札幌が修理代金を5万円まで補助するという新サービスを開始した。
これは「こすったらば補償」と呼ばれるもので、同社の系列販売店で新車や中古車を購入した全ユーザーが対象となる。接触事故などを起こし、同社のサービス工場に修理を依頼した場合、保険金で充当することができない免責額などの自己負担分や、保険金を使わずに修理する場合など、5万円を上限に同社が補償するというもの。契約は購入から1年間で、5万円に達するまでは何度でも利用できる。
同社ではこの補償制度の開設で600万円程度の負担が生じると計算しているが、落ち込みがちな冬季の新車販売を伸ばせるため、充分にカバーできるとしている。