11日付けの中日新聞社のWebサイトによると、11月10日にオープンしたトヨタ系の会社が経営する大型商業施設「カラフルタウン岐阜」に併設されたシネマコンプレックス(複合映画館)に採用されているシートの生地は『ファンカーゴ』などに採用されているものと同じだという。
これはトヨタ車のシート生地の生産を手掛けている豊田紡績が納入したもので、カラフルタウンに併設されたシネマコンプレックスの2116の全座席に採用されている。自動車向け以外に生産したのは初めてとのことだが、観客には「高級感があってよい」と好評とのこと。
豊田紡織ファブリック開発部では「東宝が計画する九州地方のシネコンのほか、公共施設にも販路を広げ、新規事業として花開かせたい」としている。