フォードのゼロ・エミッション・ビークル(ZEV)開発部門の執行役員であるジョン・ウォレス氏は7日、同社が開発中の燃料電池車についての会見を行った。
この会見でウォレス氏は「フォードの燃料電池車は、水素を直接搭載する方式を採用する」と発言した上で、他のメーカーが開発中の改質方式については「既存のハイブリッド車などと比較した場合、あるゆる面で燃料電池車ならではのメリットが感じられない」と語った。また、燃料電池車の商品化については「2004年である」と言明している。
フォードは『フォーカス』をベースとした水素燃料電池車「FCV」を発表しているが、開発もどうやらこのクルマがベースとなるようだ。