運輸省は、三菱自動車工業のリコール業務の不正行為に関連して、9月20日に自動車メーカーに再発防止の総点検を指示したのを受けて、三菱自動車を除く12社(川崎重工、ヤマハ発動機含む)から報告があったと発表した。
報告によると、総点検の結果、全社がリコール業務が概ね適切に実施されていたとしている。ただ、一部に販売店からの不具合情報をに正確さに欠けている面があったなど、改善するべき点があったとしている。
このため、各社がこれらの点の改善を図るとともに、従来以上に迅速かつ確実にリコール業務を処理するため、不具合情報の確実な収集、収集した情報の社内検討体制の強化及び内部監査機能の強化などの業務について改善を表明した。