富士重工業(スバル)は新型『インプレッサSTi』に、新型LSD「シュアトラック」を新採用した。LSD(リミテッドスリップデファレンシャル)は、左右車輪への駆動力配分を走行状態に合わせて最適化する部品。
シュアトラックは日英の部品メーカー(フジユニバンスとオートモティブプロダクツ)が共同開発した。アクセルのオン・オフに反応するトルク感応型制御を行なうのでドライバーの意志に素早く応じるという。
またシュアトラックは同等の機構と比べシンプルでコンパクトなサイズであることが特徴でもある。インプレッサSTiでは、これを前・後軸の2カ所に採用することで、悪路やコーナーでの走行性能の一層の向上を図った。