14日のカーデザイン・サミットでは、「私と車とデザイン」という全体テーマでパネルディカッションが開催され、「環境」にデザインはどう貢献できるか、「IT」でカーデザインはどう変わるか、次世代に伝えたい、日本が世界に誇れるようなデザインはあるか、が討論された。
パネリストは自動車メーカー・デザイン開発部門のトップ。本田技術研究所の海老澤伸樹エグゼブティブ・チーフエンジニア、マツダの河岡徳彦デザイン本部長、ダイハツの永田潤デザイン部長、日産の中村史郎VP兼デザイン本部長、スズキの吉村等デザイン部長、トヨタの木村徹デザイン部長の6人(登壇順)。司会はデザインジャーナリストの有元正存。
まさしく日本カーデザイン界のオールスターである。これだけの顔ぶれが一堂に会することはめったにない。ただしビジネスでの競争は競争として、すでに各自互いに顔見知りでもあり、ディスカッションはなごやかに進んだ。