富士重工業が「レガシィ」「インプレッサ」などの1部車種において、ブレーキパッドの変更に関する運輸省への申請手続き漏れがあり、運輸省は警告書を送付するとともに、早急に改善措置を講じて、その内容を報告するよう指示した。
富士重は8月1日から9月22日までに生産した「レガシィ」「インプレッサ」「フォレスター」の10695台について、運輸省の型式指定の変更承認を受けずに、ブレーキパッドを変更、完成検査終了証を発行していた。
富士重では「当社のサイドにミスがあった」としている。富士重では申告漏れ発覚後、登録を取り止めて運輸省に報告、変更を申請したが29日に型式指定の変更が承認されたことから、10月2日から登録を再開する。
ただ、申告漏れがあったことから運輸省は警告するとともに、今後の再発防止の改善措置の報告を指示されている。