GMでは近い将来特定のメーカーの傘下ではない自動車購入のためのインターネットサイトを立ち上げる意志がある、という。GMは現在 GMBuyPower.comを運営しており、GM車両のネット販売を行っている。しかし新しいサイトはGMのディーラーをカバーしているものの、GMに限らずあらゆるメーカーの車を販売する、というのだ。
なぜこうしたサイトをGMが立ち上げるのか、と首をかしげる向きも多いが、GMによればこれは消費者の動向を知る上で重要なサイトとなる。GMが公平な目で他社の製品と自社の製品を列挙し、最寄りのディーラーを紹介する。これによりGMが実際に占めているシェアやユーザーの不満点、他社製品のどこが魅力的なのか、などを探ることができる。
一見自社に不利なように見えるサービスだが、最終的には自社の利益につながる、とするGMだが果たしてどうなるのだろう。