トヨタは27日、自動車部品調達の効率化を行うため、インターネットを利用した全世界規模の部品調達情報用ネットワークを構築する、と発表した。
このシステムは「WARP(ワープ)」と呼ばれ、これまでは電話やファックスを使って行われてきた部品の飼養、設計に関する情報のやり取りを、エクストラネットと呼ばれる企業間を結ぶインターネットに順次切り替えていくというもの。最初はネット取引が盛んなアメリカで導入し、その後に日本や欧州の各グループ企業にも導入する方針。
システムを運用することで、部品に関するデータベースも同時に構築することができ、最適な価格と品質を持った部品サプライヤーを、極めて短時間で検索できるようになる。