衝撃の事実!? 環境対策のパーク&ライドが新たな問題を招いた

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郊外の地下鉄駅近くに駐車場を整備して、中心部へのアクセスには地下鉄を使ってもらうというパーク&ライドが、思わぬ結果を招いていることが明らかになった。

札幌市でパーク&ライドを利用している人を調査してみた結果、意外な事実が浮かび上がった。以前は徒歩や自転車を使い、地下鉄の駅を利用していた人が、パーク&ライド施行後は「最寄駅まで自動車を使うようになった」という回答を行ったり、地下鉄駅周辺の商業施設の駐車場代わりに使うという人もいた。中心部の自動車交通量を減らそうという試みから始まったパーク&ライドだが、郊外では逆に交通量の増大に結びついてしまったわけだ。パーク&ライドを進める建設省などには重い課題を残した。

《レスポンス編集部》

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