ソニー・コンピュータエンターテインメントは、本日、新型プレイステーション『PSone』を発表した。中身はプレイステーション2ではなく、1994年発売の初代プレイステーションそのもの、だがちょうどパスポートを見開きにしたくらいまでダウンサイズしている。来春発売の液晶モニタを追加すると「車の中や旅行先などへ気軽に行動半径を広げることができる」(広報資料より)モバイル性能をさらに発揮できる。7月7日発売。
同時にソニーは、『PSone』、『プレイステーション』『プレイステーション2』で利用できる、携帯電話接続専用ケーブルの今冬発売も発表した。当初はドコモ端末用として発売されるが、iモードや他のキャリア向けにもソフトが開発され次第対応可能としている。
携帯電話との接続では、接続スピードの問題からドリームキャストのようにレースをリアルタイムでバトルすることは難しそうだが、1700万台以上普及しているプレイステーション・プラットフォームが通信機能をもったことはゲームの楽しみ方が大きな変化をもたらすことを意味している。
3つ目の発表として、プレイステーション2専用のハードディスクユニットの今冬発売も宣言した。PS2は、従来のメモリカードにくわえ大容量記憶ユニットを持つことになり、ゲームやコンテンツ配信、デジタル家電への展開が予想される。
商品名 PSone (SCPH-100)
標準価格 15,000円(税別)
外形寸法 193×38×144mm(幅/高さ/奥行き)
質量 約550g
対応フォーマット 「プレイステーション」規格CD-ROM、音楽CD
発売日 2000年7月7日
入出力端子 コントローラ端子 ×2
メモリーカード差込口 ×2
AV MULTI OUT(AVマルチ出力)端子 ×1
電源 AC100V、50/60Hz
DC IN7.5V
同梱物 アナログコントローラ(DUALSHOCK) ×1
AVケーブル(映像/音声一体型) ×1
ACアダプター ×1