車両の運行管理&ドライバーの監視はIBM製システムで

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2月29日、デジタルタコグラフを製作する矢崎総業と、車両運行管理ソリューションの開発を進める日本IBMは、両社の共同プロジェクトとしてデジタル・タコグラフを使った車輌運行管理システムの販売を進めてゆくことを発表した。

矢崎総業は昨年8月、運輸省認可を受けたデジタル・タコグラフを発売している。タコグラフとして法的に必要とされる時間・距離・速度を記録するだけではなく、加速度やアクセル開度などもデジタル情報として記録でき、パソコンで容易に解析することができる。今までは「ドライバーの監視役」としてのシステムだったが、これにIBMの開発したシステムを組み合わせることにより、コスト管理も一元化して対応できるようになった。

非車載機器との親和性も優れているので、例えばトラックに搭載されたタコグラフのデータを事務所のパソコンで閲覧することができる。車速、燃費等のデータも正確に得られるため、そのデータを元にコストの計算もできるようになり、その作業は簡略化されることとなるが、ドライバーにとっては悩みの種になるかもしれない。データがあまりにも厳密なため、イライラからくるアクセルの踏み過ぎも、内緒の休憩もバレてしまう可能性があるのだ。しかも日本IBMでは、GPSと携帯電話を連携させた「貨物追跡システム」まで提供できるとしている。
《石田真一》

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