「インターネットの活用は最低の資質」マツダ、入社案内などを一本化

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マツダは入社案内などの情報提供と応募受付を原則としてインターネットに一本化することを決めた。「インターネットを活用できることが社員としての最低限の資質」(同社)というのがその理由だ。インターネットによる採用計画情報の提供は、2月下旬から開始する。

マツダがインターネットを活用した採用活動を強化する背景には、入社案内などのパンフレット類の作成費を年間で約500万円程度削減できるというメリットもある。

マツダの2001年春入社予定者の採用計画は、大学・大学院・高専・短大・専門学校卒の技術系が100人、事務系が15人で、今春入社予定者よりも事務系で2人増やす。高校卒の技能系は未定で、次年度の生産計画が確定する5月以降に決定する。

業務や勤務地を限定した一般職は、大学・短大卒の女性を中心に99年春に74人を採用したが今春はゼロ。さらに来春には一般職そのものを廃止する。事務系のすべての職種と一部の技術系職種を対象とした「職種別採用」と「通年採用」は引き続き実施する。

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