【新BMW『M3』登場 Vol. 2】最高出力343ps、0-100km/h加速5.2秒!!

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M3の高性能は、すでに“ノーマル”で定評のある直6の効率を上げ、より多くのパワーとトルクを引き出したものだ。DNAは変わらない。鋳鉄ブロック、アルミニウム製シリンダーヘッド、気筒あたり4バルブ。

ただしボアは0.6mm拡大され、総排気量は44ccアップの3245ccになった。Mディビジョンのエンジニアは、ボアの間隔はもうこれ以上はタイトにできないといっている。つまりこのエンジンブロックではこれ以上の進化はないという意味だ。

熱効率を高めるためにウォータージャケットは新設計され、シリンダーヘッドとインテークポート周りの冷却が改善された。さらに「ダブルVANOS」システムも改良された。吸排気のバルブタイミング・オーバーラップを拡大し、シリンダーヘッドの振動を低減するためにローラーロッカーが採用されている。

最高出力は343PS、従来の321PSから7%アップ、そのときの回転数は7900rpm、おなじく旧型からは500rpmアップした。リットルあたり出力は105PSとなり、旧型比5PS増強となる。ピークトルク37.2kgmは4900rpmで発生し、旧型より1650rpmより高い回転数で発生する。

MSS54型デジタル・エンジン制御システムは社内で新規に開発された。なんと毎秒2000万回の処理が可能だ。このシステムは「ETBC」にも対応する。ETBCはM5で導入されたシステムで、ドライブバイワイアのシステム・マップを瞬時に書き換え、スロットル反応をより速くしたりステアリングをよりダイレクトにしたりする。

旧型で好評だったゲトラク製6MTは引き続き装備される。このギアボックスの後ろに新型バリアブル・ディファレンシャルが続く。新型デフは電子制御クラッチを用いて後輪のロックを制御、トラクションを改善する。0-100km/h加速は5.2秒で、旧型より0.3秒速いとBMWではいっている。

もうひとつ印象的なのは80-120km/h加速だ。旧型の5.7秒から、スーパーカーと呼んでもいい5.4秒という数字を達成した。最高速度は電子的に250km/hに制限されるが、エンジニアは290km/h前後は可能だと認める。
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