【ジュネーブショー出品車】日産デザインを刺激するルノー『コレオス』 | レスポンス(Response.jp)

【ジュネーブショー出品車】日産デザインを刺激するルノー『コレオス』

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ルノーはジュネーブ・モーターショーで4x4とラグジャリーカーとの“クロスオーバー”コンセプトカーを出展する。日産の保守的なデザイン部に対する過激なエールだ。

企画がスタートしたのは今から18カ月前、日産との提携が決定される前だ。このコンセプトカー『コレオス』は次期『サフラン』と同じプラットフォームをベースにしており、後輪のハブ内部に電気モーターを備えるハイブリッドカーだ。前衛的なボディデザインは斬新な1ボックス・パッケージを包み込む。もともと保守的な4x4市場ではこのようなデザインは見られない。

ルノーのデザイン部門の総帥、パトリック・ルケマン上級副社長は「コレオスを企画したときには日産の4x4技術を利用することはできなかった。しかしこのクルマの量産化は意識しており、従来の4x4システム、大形のV6、V8エンジンでも成立する」と語る。

日産が4x4の伝統を持つということは、ルノーが大型オフローダー市場に参入する必要性がないことを意味する。しかしルケモン副社長は自らの将来を規制するようなことは言わなかった。そして「サフランを生産しているフランス国内の工場で、3年以内に4x4を生産できる」とだけ述べた。「サフランと合わせて4車種がすでに検討されている。次期『エスパス』、『ラグーナ』シリーズ2車種だ。そして同じ生産工場で4x4を組み込むことは簡単だ」とルケマン副社長。

コレオスの量産開発が始まるかどうかは、日産のデザインチームがヨーロッパ市場向けに魅力的な高級4x4を作れるかにかかっている。ルケモンはルノーと日産、2つのデザイン部を監督している。ルノー側の日産デザインに対する評価は低いものの、日産のデザイナーは、提携の結果として創造的な仕事ができるようになったと、少なくとも現在はプレッシャーよりも期待感を抱いている。

「80年代のパイクカーの時代、日産はデザインの会社として極めて高く評価していた。いま、その姿はどこにもない。日産車ユーザーの中でもっともコンサバティブなユーザーでも、日産のデザインはコンサバティブだと言うに違いない!」ルケマンに近い筋からのコメントである。
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