日本自動車輸送技術協会・自動車基準認証国際化センター(JASIC)は今月26、27日、東京都の品川プリンスホテルで「基準調和・認証の相互承認を目指した第三回官民会議」を開催する。
1カ国で認証を受ければ、協定に加盟している各国で審査無しで承認される仕組みの、相互承認協定への加盟を促進するのが狙い。
オーストラリアや中国、香港、インドなど12カ国・地域の自動車関係の行政担当官や自動車工業会、輸入組合などの民間団体から参加する。会議では、国連の世界基準統一協定(グローバル協定)などへの加盟で、地域内での自動車にかかる基準の国際調和及び相互認証の実現を図るとともに、各国に加盟の行動計画(アクションプラン)を作成してもらう。
グローバル協定が広がれば、自動車メーカーにとっての負担は大きく軽減される。会議は一般の人も傍聴可能。