日産ディーゼル工業は、大型バスの緩衝装置に不具合があったとして運輸大臣に対してリコール(回収・無償修理)を届け出た。 対象となったのは平成2年6月27日から1999年11月10日までに生産された1558台。これらの車では前輪緩衝装置の下側アームを支持する部材(サポートメンバー)において、内部の防錆処理がされていないことから、そのままの状態で使用を続けると、融雪剤などが内部に侵入することにより錆が発生・進行するため、サポートメンバーの強度が低下し、最悪の場合、アームが脱落して走行不能に至るおそれがある。 不具合件数は1件、事故は無し。 |
【リコール】日産ディーゼルの大型バス
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