運輸省は19日、自動車のナンバープレートを活用するための検討に乗り出すと発表した。 具体的な検討項目については、まずプレートにローマ字を使うなど、表示内容や色について検討する。そしてナンバープレートにICチップを埋め込み、道路を通過すると道路側の機器がナンバーを読み取る電子化プレートを検討する。電子化ナンバープレートのITS(高度道路交通システム)に向けての活用や、その際のプライバシー問題も検討することになっている。
また廃車の放置が問題となっていることから、ナンバーの抹消登録を廃車にリンクさせて放置廃車問題の解決を図ることも検討する。来年6月には検討結果をまとめる。