既存車種の設計変更(右ハンドル仕様追加)やロードスターの量産化と並行して、MCCスマート社の首脳陣はPSAプジョー-シトロエン・グループとの交渉にあたっている。
目的はVWルポのライバルとなる4シーター・スマートのために、FFプラットフォームをPSAから供給してもらうこと。公式にはまだ何も発表されていないが、2003年初頭に発表予定のスマート第2レインジのために、MCCはプジョー106、シトロエン・サクソのフロアを流用したい考えだ。
デザインはSLKを手がけたミヒャエル・マウアーが担当する。第2レインジの開発には約90億円が投入され、3ドア、5ドア、商業車といったバリエイションも展開される。