2by2のコンバーチブル・スポーツという成り立ちの「FT-HS(フューチャー・トヨタ・ハイブリッド・スポーツ)」は、今年1月のデトロイト・モーターショーでワールドプレミアを果たしたコンセプトカー。第40回東京モーターショーで日本への“凱旋帰国”を果たした。
テーマは動力性能と環境性能の両立を実現する“21世紀にふさわしいスポーツカー”。ボディサイズは全長4325×全幅1860×全高1290mm。全幅は本格的なスポーツカーらしくワイドだが、全体のサイズはかなりコンパクトだ。
このボディを駆動するパワートレーンは、3.5リットルV6ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、駆動方式はRWD(後輪駆動)。開発目標はエンジンとバッテリーの出力を総合したシステム出力が400ps、0-100km/h加速で4秒台。スポーツカーとしての圧倒的な速さを持ちながら、地球温暖化の原因物質であるCO2の排出量を大幅に削減する。 |
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