Carrozzeria AVIC−H9(本体):190,000円
AVIC-V7MD (モニタ):155,000円
合計:345,000円
これは意思を持ったナビなのか
“HDDナビ”という新カテゴリーをいち早く築き上げたカロッツェリア。03年モデルの最大のポイントは、ドライバーに代わってカーナビゲーションを操る『エージェント』化を実現したことだ。これまでドライバーがドライブ前、あるいはドライブ中に考えたり行ってきた様々なアクションを、HDD内に収録した情報をもとにHDD[サイバーナビ]が行うのだ。その機能はドライバーの好みまでも学習してそれを機能に反映させる『ドライブプランナー』に代表される。「いつ」「どこから」「誰と」「どこへ」を指定するだけで、ドライバーの好みや状況に合った最適なドライブプランを提案するのだ。 そして、『エージェント』はカーナビ機能にも及ぶ。あらかじめHDDに収録されている抜け道データ(昭文社マップルの「抜け道データ」を利用し、東京/大阪/名古屋地区が対象)や、過去にルートを外れた道などのHDD[サイバーナビ]が記憶した抜け道データを利用して、最適なルートの提案も行う。 また、ドライバーが設定ルートから”意図的に”外れたのか、”誤って”外れたのかを、HDD[サイバーナビ]が自動的に判断してリルートを行ったりもする。まさに、ドライバーの意思を反映した快適なルート誘導を実現した最先端のHDDナビと言うことができるだろう。
ドライブ中のネタ話としても使えそうなのが『ヒットチャートプレイ』。HDD内にある過去10年間のヒットチャート情報から、ディスク情報などが確認できる。それらの音楽を録音しておけば、それに基づいたカウントダウン/アップ再生も可能で、携帯電話を接続して最新のヒットチャート情報の入手にも対応している。
また、あらかじめ登録し合った仲間の位置がカーナビ地図上で確認できる『ポイントパーティ』機能も備えた。流行となったカーAVへの対応はDVDビデオ再生機能の搭載によって実現したが、新たに5.1chへの発展が可能となるデジタル出力端子を装備。
carrozzeria サイバーナビ http://www.hdd-cybernavi.com/
ドライブプラン
ヒットチャートプレイ
ポイントパーティー
抜け道ルートアドバイザー
(イメージ)
その1 好みまで考慮する「ドライブプランナー」
いままでドライブのプランはユーザー自身が考えていた。カーナビは計画を練るためのデータを豊富に揃えてはいたものの、活用できるか否かはユーザーのセンス次第だったのだ。しかし最新のAVIC-H9はひと味違う。
その2 東名阪を収録「抜け道ルートアドバイザー」
昭文社発行の「マップル渋滞・ぬけみち」を収録。200mスケール以下の地図上で青色に点滅させ知らせてくれ、走行中にドライバーが任意にルート再探索を実行すれば、自動的に抜け道を考慮した上で新ルートを選び出す。
その3 ミスか任意か判別「インテリジェントリルート」
ルート案内から外れると、カーナビは自動的に新ルートもしくは元ルートへ戻る案内を行う。そんな時にドライバーの意志を理解したかのようにリルートを行うのが、この「インテリジェントリルート」だ。
その4 さらに発展「ミュージックサーバー」
パイオニアは、初代のHDDナビから再生中の音楽CDをHDDに自動録音する「ミュージックサーバー」機能を搭載していた。最新のHDD[サイバーナビ]では、ヒットチャートを採用することでさらなる発展を遂げている。
その5 基本性能にもこだわり「IQ高精度」
都市部の交差点名が付いていないような小さい路地での案内。道路が密なため1〜2本ずれてしまうことがよくあるのだが、本機では曖昧さがほとんどない。まさに入る路地は「ここ!」として正確に案内するのだ。
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