●ものづくりを通じて、豊かな国や社会づくりに貢献していく
――GM、フォード、ダイムラー・クライスラーなど世界の強豪自動車メーカーと互角に競争し、勝ち残っていくためのトヨタグループ結束強化、環境技術やITへの対応を進めつつも、社長として取り組むべき重要な経営課題は山積していると思いますが、その中のひとつである国内販売シェア(市場占有率)についてうかがいます。軽自動車を除いたシェアの目標を40%以上としていましたが、10月のシェア46.4%を見ても、この目標はクリアしていますね。
張 お陰さまで、そうですね。
――となると、新たな目標として、軽自動車を含めたシェアで、年間40%を掲げることになりますか。
張 (含む軽自動車のシェアで)40%やろうじゃないかということは社内では言っているんですよ。ただ、そのために、ダイハツはこれだけ獲りなさい、トヨタはどれだけと、分けて考えているところまではいっていません。いまのところ何が何でもという目標ということではなく、ダイハツと一緒になって、40%のシェアを獲るようがんばろうという感じなんですよ。
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