マツダは、9日に発表した『RX-8』を、夏から北米・欧州に輸出する。日本を含む全世界での販売計画は年間6万台で、このうち半分の3万台を北米で販売する計画だという。スポーツカーの市場は、国内では限られたものになっているが、米国市場では、市場規模の大きさから、大きな期待を寄せている。
マツダの新型スポーツーカー『RX-8』が9日、発表された。報道発表会でプレゼンテーションに立ったルイス・ブース社長は、「RX-8は、マツダがどうありたいか、その意志を具体化したクルマである」と語った。
マツダのルイス・ブース社長は、『RX-8』報道発表会において、「マツダには夢が2つあった。それが実現した」と語った。一つはロータリーエンジンで、二つ目はそれを搭載したスポーツカーである。
マツダは、新世代ロータリーエンジンを搭載した4ドア・4シーターのスポーツカー『RX-8』を9日発表した。スポーツカーのスタイリング、運動性能と、大人4人がゆったり乗れる機能性とを、従来は実現できなかった高い次元で成立させることが開発目標。
マツダは2日、歩行者保護性能を大幅に高めたアルミボンネット「ショックコーンアルミボンネット」を開発した、と発表した。9日に発売する『RX-8』から搭載し、順次採用車種を増やす。
マツダが4月に発売する予定の4ドアスポーツカーのRX-8の予約が4000台を突破したことが明らかになった。このクラスのスポーツカーは通常、発売の出足の販売は好調に推移するが、RX-8は発売前から、好スタートとなった。
2004年型マツダ『RX-8』が、映画『X-Men II』で使用されたスペシャルバージョンとしてLAオートショーに登場予定。またキアでは『ソレント・サーフ』『リオ・シンコ・スイム』という2台のSUVコンセプトを発表する予定。フォードでは『427』コンセプトのほか、いくつかの新型モデルを発表するという。