【グッドウッド】トヨタ、700psのセリカで出走

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英国トヨタは17日、7月3 - 5日に英国で開催される「グッドウッドフェスティバルオブスピード」に参加すると発表した。最大出力700psの『セリカ』がハイライトだ。

トヨタは2002年から、グッドウッドフェスティバルオブスピードにエントリー。今年はグッドウット名物の全長1.87kmのヒルクライムに、4台のレーシングカーを出走させる。

注目は英国のFENSPORT社がチューニングした『セリカGT4-X』だ。FENSPORT社はTRDの英国代理店も手がけており、トヨタ車を改造して数多くのレースに参戦している。

同社のセリカGT4-Xは、3S-GTE型2.0リットル直4ターボを徹底チューン。大容量ターボチャージャーやHKS製『スープラ』用インタークーラーなどを装着するなどして、最大出力は驚異の700psを絞り出す。0 - 400m加速は10.27秒。2006年4月に生産を終了したセリカだが、まだまだチューニングのベース車としては高いポテンシャルを秘めているようだ。

このセリカ以外にも、今年のニュルブルクリンク24時間耐久に参戦したレクサス『LF-A』と『IS-F』が、ヒルクライムに挑戦。F1ドライバーのティモ・グロック選手はF1マシン『TF108』をデモ走行させる。

展示車も充実のラインナップだ。元F1ドライバーのアラン・プロスト氏が、氷上レース「アンドロストロフィー」で使用した『オーリス』のレーシングカーをディスプレイ。『アイゴ』をリアエンジン化した『アイゴ・クレイジー』や歴代『セリカWRC』マシン、新型『プリウス』や『iQ』のカットモデルも展示し、スポーツとエコの両面でアピールする方針だ。

《森脇稔》

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