4月26日夜、埼玉県越谷市内の県道で、道路を横断していたとみられる男性がクルマにはねられる事故が起きた。男性は重傷。クルマはそのまま逃走したが、警察は後に自ら通報してきた26歳の男をひき逃げなどの容疑で逮捕している。
埼玉県警・越谷署によると、事故が起きたのは4月26日の午後7時55分ごろ。越谷市川柳町付近の県道で、50-70歳代とみられる男性が道路を横断しようとしていたところ、進行してきた乗用車にはねられた。
男性は全身を強打し、一時意識不明の重体。クルマはそのまま逃走したが、後に「怖くなって逃げてしまった」と26歳の男が通報してきたため、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場から約4km離れた場所まで逃走していた男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。
現場は片側1車線。調べに対して男は「タバコに火を着けようとしたが、そのときに脇見をしてしまった」などと供述しているようだ。警察は負傷した男性の身元調べを進めている。