ゼネラルモーターズ(GM)は3月31日、失業などの場合、最高9か月・最高月額500ドルまでをGMが支払うなどの顧客保護プラン「GMトータルコンフィデンス」を北米市場に導入すると発表した。
プランは、新たにGM車を購入した人に対し、新車に費やした投資額から家族の収入面に至るまで、広範囲なサポートを提供するもの。
新車を購入後、経済的理由で失業した顧客に対し、車両のローンまたはリース(最高月額500ドル)の支払いを最高9か月分まで猶予する。仕事を探すにあたり、車はこれまで以上に必要となるため、顧客が元の生活を取り戻すうえでの手助けとなる。
また、支払い契約の半分まで払い終えた顧客は「車両価値の保護」の対象者となる。これは先の見えない中古車マーケットの不安定さから顧客に安心感を与えるもので、例えば60か月ローンの場合、30か月を過ぎればこの保護の対象となる。
車両の保護では、5年または10万マイルのどちらか先に達成するまでの制限付きパワートレイン保証サービスに、路上サービス、交通支援サービスを追加した。
さらに、家族の保護としてOnStarの1年間有効な「セーフティ・セキュリティ・パッケージ」を提供する。OnStarの「オートマチック。クラッシュ・レスポンス」機能は旅先で家族を保護すると、している。
このGMトータルコンフィデンスプランは、4月1日から4月30日までに米国で購入された車両が対象。