高速道路1000円…フェリー落ち込む、本四間では5割減

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高速道路1000円…フェリー落ち込む、本四間では5割減
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日本旅客船協会は2日、高速道路料金引き下げ後のフェリー輸送量をまとめ発表した。

3月28日から「休日の乗用車1000円以下」という高速道路料金の引き下げが本格実施されたが、28日と29日の土日のフェリー輸送は、本四架橋および東京湾アクアラインと併走する航路については、軒並み前年比3 - 5割減少するなど大きな影響が見られ、本四関連では同50%以上減少した航路もあった。

東京湾アクアラインと競合する久里浜 - 金谷航路の乗用車輸送台数は、土日の2日間で2221台となり、前年同期の4140台に比べて31.1%減少した。

また、瀬戸内海の高松 - 宇野航路は、同じく前年同期に2837台だったものが今年は1453台へと48.8%も減少した。香川 - 阪神航路は501台から245台へと51.1%減と5割以上の落ち込みとなった。
 
同協会によると、長距離フェリーについては高速値下げの影響がまだ顕著には表れていないが、今後ETCの装着の進捗やドライバーへの浸透により影響が顕在化すると見ている。

《レスポンス編集部》

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