【ジュネーブモーターショー09】アストンマーチンに最上級オープンスポーツ

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アストンマーチンは25日、『DBSヴォランテ』を発表した。電動ソフトトップを備える4シーターのオープンスポーツで、0-100km/h加速4.3秒、最高速307km/hを誇る。3月3日に開幕するジュネーブモーターショー正式発表。

現行アストンマーチンのラインナップでは、「ヴォランテ」は『DB9』シリーズに用意されるだけで、フラッグシップの『DBS』シリーズには設定されていなかった。DBSにもオープンのヴォランテが追加されたことで、顧客の選択肢が拡大。アストンマーチン95年の歴史においては、16番目のコンバーチブルモデルとなる。

パワーユニットはDBSと共通の6.0リットルV12。最大出力517ps/6500rpm、最大トルク58.1kgm/5750rpmを発生する。トランスミッションは6速MTが標準で、6速シーケンシャルの「タッチトロニック」はオプション。タッチトロニックにはパドルシフトが装備される。

オールアルミボディなど、もともと軽さには定評のあるアストンマーチンだが、DBSヴォランテでは、ボンネット、フロントフェンダー、トランクリッドにカーボンを採用。さらなる軽量化が図られ、車重は高級オープンカーとしては軽い1810kgに抑えられた。

その結果、0-100km/h加速4.3秒、最高速307km/hと、アストンマーチンのトップレンジにふさわしい実力を発揮。ブレーキはカーボンセラミックで、キャリパーはフロント6ピストン、リア4ピストン。ローター径は前398mm、後ろ360mm。サーキットモード付きのDSCも装着される。タイヤは前245/35ZR20、後ろ295/30ZR20サイズのピレリPゼロだ。

ソフトトップは電動油圧式で、開閉の所要時間は14秒。48km/h以下なら走行中でも開閉できる。上質なレザーやカーボンなどを使った室内は、アストンマーチンのクラフトマンシップが感じられる仕上がり。HDDナビゲーションシステムやバング&オルフセンのプレミアムオーディオが標準装備される。

DBSヴォランテは3月3日に開幕するジュネーブモーターショー正式発表。欧州では7-9月ごろ発売される予定だ。今回のジュネーブでは、『V12ヴァンテージ』とともに、アストンマーチンブースの主役を務める。

《森脇稔》

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