トヨタ ハイラックス、過酷な南極レースをサポート

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英国トヨタは5日、「アムンゼン・オメガ3南極レース」をサポートしていたピックアップトラック、『ハイラックス』が無事にその任務を果たしたと発表した。

「アムンゼン・オメガ3南極レース」は、世界で初めて南極点踏破に成功した冒険家に敬意を示して、1月に開催。ノルウェーの探検家、ロアール・アムンゼン氏が南極点に到達したのは、1911年12月14日のことだった。

「アムンゼン・オメガ3南極レース」は、1チーム3名が重量70kgのソリを曳きながら、483マイル(約777km)をスキーで走破するという過酷なレース。英国の7チーム、ノルウェーの2チームなど、合計10チームが、マイナス50度という酷寒の中、南極点を目指した。

ハイラックスは、この勇敢なチャレンジのサポートカーとして4台が起用された。3.0リットル直4ディーゼル「D-4D」を搭載するダブルキャブ仕様で、アイスランドのアークティックトラック社が改造を担当。氷上走行に備えて、超大型タイヤやワイドフェンダー装着などが行われた。

また、駆動系も強化され、牽引能力はベース車の1.5トンから2.5トンへ向上。走行中でもエンジン熱を利用して、付着した氷を融かすシステムも採用された。

レースは1月4日にスタート。参加者はレース直前まで、ロシア南極観測隊のベース基地のあるNovoで、訓練を積み、本戦に備えた。1月21日、南極点に1番乗りを果たしたのは「チームミッシングリンク」で、記録は17日と8時間58分。軍隊に5年以上在籍していたという参加者にとっても、厳しいレースだったようだ。

2月2日、サポートカーのハイラックスはベース基地のNovoに帰還。その高い信頼性とタフな走破性を、世界中にアピールした。

《森脇稔》

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