シロキ工業が発表した2008年4 - 12月期の連結決算は、繰延欠損金に対する繰延税金資産の計上を見送ったため、当期損益が2億1900万円の赤字となった。
同社得意先の自動車メーカー各社が生産台数の大幅な減産を行ったため、同社の受注量も大幅に減少し、円高による為替影響もあって、売上高が前年同期比5.4%減の1015億5300万円となった。
このため、生産人員体制の見直しや緊急収支改善などのコスト削減活動を展開したものの、営業利益は同49.1%減の18億4200万円と大幅減益となった。経常利益は円高による為替差損の影響もあって同69.0%減の10億1000万円だった。