首都高でスカイウォーク…晴海線開通前に歩行者開放

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首都高でスカイウォーク…晴海線開通前に歩行者開放
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2月11日の首都高速10号晴海線開通を前に「首都高スカイウォークin晴海」が1月25日、高速道路上で開催された。晴天に恵まれ、近隣住民や首都高速利用者など数千人が訪れた。

同線の一部、豊洲出入口(江東区豊洲6丁目)から東雲ジャンクション(江東区有明2丁目)付近までの往復約2kmの高速道路上を散策しながら、「実際の施設、構造物などを身近に見ていただき理解を深めてもらいたい」(首都高速東京建設局村上元一郎総括マネージャー)と企画された。

高速道路がこうした形で開放されるのは、供用前のただ一度だけとあって、インターネット上の参加申込者3000人に加え、当日イベントを知った飛び入り参加者を含めて6200人が集まった。

晴海線は全線が高架で、最高で25m、平均で12 - 20mの高さにある。臨海副都心を巡るゆりかもめ、台場レインボーブリッジの先に富士山が見える都心の絶景を、参加者は味わうことができた。

また、同社が保有する高所作業車、除雪などで使う作業車、白バイやパトカーなども路上展示され、家族連れ参加者らが運転席に乗り込み記念写真をとりながら、休日のひとときを楽しんだ。

晴海線は、高速道路初のLED照明灯や雨水の染み込む高機能舗装など環境や安全に配慮した技術が取り入れられている。こうした技術についても、建設に携わった技術者らが説明にあたった。

《中島みなみ》

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