ボンネットに乗せたまま100m、運転者は現場から徒歩で逃げる

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11月30日未明、三重県亀山市内の国道306号で道路を横断中の男性がクルマにはねられる事故が起きた。クルマは被害男性をボンネットに乗せたまま走行。男性は全身強打で死亡した。クルマの運転者は逃走したが、警察は後にボリビア人の男を逮捕している。

三重県警・亀山署によると、事故が起きたのは11月30日の午前3時ごろ。亀山市栄町付近の国道306号で、道路を横断していた男性が赤信号を無視して進行してきた軽乗用車にはねられた。

クルマは男性をボンネットに乗せたままの状態で約100mに渡って走行。男性は最終的にクルマから振り落とされて全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。後の調べで同市内に住む30歳の男性と判明している。

運転者は現場にクルマを放置したまま逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始していたが、同日早朝にボリビア国籍を持つ27歳の男が出頭。ひき逃げを認めたことから、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。

現場は片側1車線の直線区間。運転していた男は酒に酔っており、警察では飲酒運転の発覚を恐れて逃走したものとみて、男を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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