アウディはエッセンモーターショーで『R8』のGT3バージョンを『R8LMS』のネーミングで正式発表したが、動画共有サイト「YouTube」に迫力の走行映像がアップされた。
動画にはサーキットでのテスト走行シーンを紹介。R8LMSがサーキットの静寂を切り裂くように、豪快なエグゾーストノートを発しながら駆け抜ける様子が収められている。
ちなみに、FIA(国際自動車連盟)の規定により、アウディ自慢のフルタイム4WDシステム「クワトロ」は後輪駆動に変更されている。しかし、走りから判断する限り、500psを超えるパワーは確実にリアタイヤから路面に伝えられているようだ。
R8LMSは2009年秋からGT3カテゴリーのレースに参戦するチームに販売。価格は26万2000ユーロ(約3200万円)程度になるという。