中央道で57台の多重衝突、11人負傷

自動車 社会 社会

6日朝、愛知県春日井市内の中央自動車道下り線で、普通トラックの単独事故を発端として、車両57台が関係する多重衝突事故が発生した。事故は約1kmの区間で断続的に発生。11人が打撲などの軽傷を負った。

愛知県警・高速隊によると、発端となる事故が起きたのは6日の午前7時15分ごろ。春日井市西尾町付近の中央自動車道下り線を走行していた普通トラックが雨でスリップ。側壁に接触した後、2車線を塞ぐように停止。ブレーキが間に合わなかった後続車が追突した。

この事故によって渋滞が発生したが、約1km区間で断続的に5件の追突事故が発生。車両57台が関係する多重衝突事故に発展。事故に巻きこまれなかったクルマを含め、100台以上が立ち往生する事態となった。この事故で11人が打撲などの軽傷を負っている。

現場は片側2車線で、ほぼ直線区間。進行方向に緩い下り坂となっている。最初の事故が起きた現場にはオイルのようなものが路面に付着しており、警察ではこれがいつ付着したのか調べを進めている。

この事故の影響で、現場を含む土岐ジャンクション - 小牧東インターチェンジ間が数時間に渡って通行止めとなった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース