論争を巻き起こしたベルギーGP(7日決勝)でのペナルティから1週間以上が過ぎ、再びルイス・ハミルトンのコース上の行動が注目を集めている。
ベルギーGPの翌週行われたイタリアGP(14日決勝)でハミルトンは元チームメイトのフェルナンド・アロンソ(ルノー)を含む複数のドライバーとあわやアクシデントというニアミスを犯している。
「彼は不必要な動きを何度かしていた。グロックやウェーバー(マーク。レッドブル)とのバトルもそう。それが彼のドライビングなんだ」と、モンツァでのレース後、スペイン語でコメントしたアロンソ。
アロンソの言葉通り、トヨタのティモ・グロックもハミルトンのドライビングに納得していないようだ。
「彼が何を考えているのか僕にはわからないよ。僕は彼のすぐ右側にいたのに、僕にスペースを全く残してくれなかったんだ。彼はときどきコース上にいるのは自分一人かのようにドライビングをする。次に彼とバトルするときは、逆に全く同じやり方をするつもりだ」とグロック。
ベルギーGPでのハミルトンへのペナルティもほとんどのドライバーが正当なものである、と認識しているようだ。