タクシーがひき逃げ、事故後も営業を続ける

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千葉県警は3日、営業中のタクシー車両を運転中、千葉県船橋市内で軽傷ひき逃げ事件を起こしたとして、54歳の男をひき逃げなどの容疑で逮捕した。男は現場から逃走後も営業を続けていたという。

千葉県警・船橋署によると、事故が起きたのは3日の午前0時30分ごろ。船橋市本中山付近の市道を横断していた40歳の女性と、進行してきたタクシーが接触。女性は転倒した際に打撲などの軽傷を負ったが、タクシーはそのまま現場から逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報からタクシー会社を特定し、さらに調べを進めたところ、事故当時に同市内で営業運転をしていた54歳の男が容疑に関与したと断定。自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「何かにぶつかったような気はしたが、人ではないと思った」などと供述。現場を離れ、営業を続けたことの根拠としているようだ。

《石田真一》

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