スバルのモータースポーツ活動を統括するSTI:スバルテクニカインターナショナルは20日、5月末にギリシャで開催されるWRC:世界ラリー選手権第7戦「アクロポリスラリー」に、新型ワールドラリーカーである「インプレッサWRC2008」を2台出場させる、と発表した。WRCは、量産車両をベースにラリー競技車両専用の改造を施した「ワールドラリーカー」で競っている。2007年に発売したスバル『インプレッサ』をベースとしたワールドラリーカーのインプレッサWRC 2008は最終の開発テストを終えて、いよいよ実戦投入される。インプレッサWRC 2008は、従来型よりホイールベースが長くなり、車体前後のオーバーハングが短くなった。また、これまでトランクに装着していたリヤスポイラーが新型ではリヤゲートに取り付けられた。約300馬力を発生する2.0リットル水平対向ターボエンジンやスバル独自のシンメトリカルAWDシステムなどは、実績のある従来型をリファインし、継続使用する。ペインティングも、新型ワールドラリーカーの投入機会をとらえ新デザインへと変更する。富士重工業のデザイン部門がデザインした新デザインは、これまで同様にブルーを基調色としながら、「SUBARUシンボル」をボディ中央にレイアウトし、これに白とシルバーのラインを組み合わせた。インプレッサWRC 2008を走らせるのは、従来同様に英国を拠点とする「SUBARUワールドラリーチーム」で、5月29日から6月1日にギリシャのアテネ近郊で開催されるアクロポリスラリーには、エースドライバーのペター・ソルベルグとクリス・アトキンソンが新型ワールドラリーカーで出場する。
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