Air Navi専用のテレマティクスサービスに加入すると(ナビポータルおよびパイオニアモバイルネットワークスと契約)、無料でUSB通信モジュールが送られてくるので、それをAir Navi本体に接続すれば、テレマティクスサービスが利用可能になる。なお、今回のAir Naviはソフトバンクモバイルの3G携帯電話インフラを使い(HSDPAに対応)、同社製のSIMカードが発行されるが、他の機器では一切利用できないように「Air Navi専用」のロックがかけられている。
Air Naviは、このようにPNDとは思えないほど高い性能と十分な機能を持っている。日本市場の特性やニーズがきちんと取り込まれているので、“PNDだから”と割り切らなければならないところがない。それでいて価格は、PNDのプライスゾーンに入る「実売で6〜7万円台程度を予想している」(パイオニア)という。ライバルのPNDはもちろん、一般的なカーナビも脅かしかねない価格競争力である。