横浜ゴム、インド・デリーに事業用地を取得

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横浜ゴムは、インドのハリアナ州産業基盤開発公社との間で、同公社バハドゥルガール工業団地内にある事業用地の取得契約を締結したと発表した。敷地面積は10万1250平方メートルで、タイヤを現地生産すると見られる。

同社は2007年4月、インドに横浜ゴム全額出資の現地法人ヨコハマ・インディアを設立し、インドでの事業展開を進めている。今回の事業用地取得もこの一環で、今後さらに取得用地の活用方法について詳細を詰める計画だ。

ヨコハマ・インディアは、2007年7月から自社独自のネットワークによる補修向け乗用車用タイヤ販売活動をスタートさせ、ヨコハマブランドタイヤの市場開拓を強化している。

バハドゥルガール工業団地に事業用地を取得したのは、デリー中心街、デリー国際空港西方40数kmに位置し国内最大級の消費地に近く、2009年にKMP高速道(デリー首都圏環状道路)が工業団地近くに完成し交通アクセスが格段に改善すること、2010年にデリーと地下鉄で直結することのほか、ハリアナ州立工科大学が2キロ圏内にあり優秀な人材採用が期待できることなどが理由。

《レスポンス編集部》

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