ヒュンダイは、ニューヨークモーターショーのプレスデーで、2010年モデルとして2009年春に新規投入するFRフラッグシップクーペ『ジェネシス・クーペ』を発表した。ジェネシス・クーペはジェネシス(セダン)をベースとして開発された。エンジンはセダンモデルに搭載された3.8リットルV6(308hp)の他に、2リットルの直4ターボ(212hp)もラインナップする。ディメンションは全長4630mm、全幅1864mm、全高1379mm、ホイールベースは2819mm。ヒュンダイモーター・アメリカ戦略企画・商品開発担当のジョン・クラフシック副社長は、「ライバルはインフィニティ『G37』(日本の日産『スカイラインクーペ』)」と明言する。Jacob Javits Center内のギャラリーで実施されたプレスカンファレンスでは、ロックサウンドをバックに赤と銀のジェネシス・クーペが華麗にスピンターンやブレーキングドリフトを決め、ハイパワーFRならではの走りを披露。ギャラリー内に花火の煙が充満するちょっとしたトラブルもあったが、比較的地味なローンチイベントが多かったニューヨークモーターショーのプレスカンファレンスの中で、そのインパクトは飛び抜けていた。
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