トヨタ自動車は13日、従業員とその家族、22万人を対象にした健康支援センター「ウェルポ」を完成し、4月1日から本格稼動すると発表した。
トヨタ健康保険組合との共同事業として、同社関連施設「フォレスタヒルズ」(愛知県豊田市)内に建設を進めてきた。トヨタが導入する「健康支援プログラム」をサポートする施設として、最新の医療機器を用いた各種疾患の早期発見、ハイレベルな健康診断を行っていく。各人の健康状態に合わせた指導や健診結果の説明を行う健康学習会も実施する。
同施設では36、40、44、48、52、56、60歳の節目の年齢に従業員の健康診断を行う。家族は配偶者が対象。海外赴任者とその家族は、赴任時、一時帰国時、帰任時に行う。
健康支援プログラムでは、予防医療の一層の充実を図るため、体力測定や健康診断の結果など個人情報を解析。個人の強み・弱みを明らかにし、各人に合わせたメニューを提供していく。