8日午前、熊本県熊本市内の市道で、交差点を左折してきた乗用車が、交差道路で信号待ちをしていたクルマに衝突する事故が起きた。この事故で1人が負傷。左折車を運転していた25歳の男からは高濃度のアルコール分を検出、飲酒運転の現行犯で逮捕した。
熊本県警・熊本東署によると、事故が起きたのは8日の午前10時50分ごろ。熊本市神水付近の市道で、交差点を左折してきた乗用車が、交差道路の対向車線側で信号待ちをしていた軽乗用車に衝突した。
双方のクルマは小破。被衝突側のクルマを運転していた19歳の女性が打撲などの軽傷を負った。左折してきたクルマを運転していた25歳の男が酒臭いことに気づいた同署員がアルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.5ミリグラムという高濃度のアルコール分を検出したため、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
調べに対して男は「朝まで酒を飲み、帰宅する途中だった」と、飲酒の事実を大筋で認めているという。