無免許の発覚恐れ、警官をはねて逃走の男を逮捕

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21日午前、愛知県知多市内の市道で、シートベルト未着用の状態で乗用車を走らせていた男に職務質問しようとしていた警官が、このクルマにはねられて軽傷を負う事件が起きた。警察は同日午後までに63歳の男を緊急逮捕している。

愛知県警・知多署によると、事件が起きたのは21日の午前10時30分ごろ。知多市にしの台付近の市道をパトロールしていた同署員が、シートベルト未着用の男が運転する乗用車を発見した。

54歳の巡査部長が職務質問を行おうとしたところ、クルマは急発進、巡査部長に接触してそのまま逃走。巡査部長は手や腰を打撲する軽傷を負った。

警察ではひき逃げ事件として捜査を開始。周辺の捜索を実施したところ、現場近くの銭湯に容疑車両が止まっているのを発見。入浴を終えて外に出てきた63歳の男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。

後の調べで男が無免許だったことが発覚。調べに対しても「無免許の発覚を恐れて逃げた。捕まりたくなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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