凍結路面でスリップ、同乗の幼児2人が死傷

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4日朝、茨城県鹿嶋市内の県道を走行していたRVが路外に逸脱。道路左側の立ち木に衝突する事故が起きた。後部座席に座っていた幼児2人が前方に投げ出されて死傷。クルマにはチャイルドシートが搭載されていなかった。

茨城県警・鹿嶋署によると、事故が起きたのは4日の午前8時50分ごろ。鹿嶋市大小志崎付近の県道を走行していた57歳女性の運転するRVが路外に逸脱し、そのまま道路左側の立ち木に衝突。クルマの後部座席には3歳と5歳の女児が同乗していたが、2人とも衝突の弾みで前方に弾き飛ばされた。

運転者を含む3人は近くの病院に収容されたが、3歳の女児が出血性ショックで死亡、5歳の女児は頭部強打で意識不明の重体。運転していた女性も頭部骨折などの重傷を負っている。

現場は片側1車線の直線区間。路面は凍結しており、警察ではこれが原因でスリップしたものと推測している。クルマにチャイルドシートは搭載されておらず、幼児2人は後部座席に拘束されないまま座っていたとみられる。

《石田真一》

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