ランチアは5日、新型『デルタ』の写真と概要を発表した。実車は第78回ジュネーブモーターショーで国際披露され、2008年中盤に発売される予定。
新型デルタは、歴史の2世紀目に踏み出す新世代ランチアの、最初のモデル。ランチアのブランド哲学はエレガントなスタイリングと、革新的な姿勢、これら2つの価値の融合であり、新型デルタもこの哲学にのっとる。
デザインを開発したのはランチア・スタイルセンター。過去のランチアの名車のデザインを未来へと引き継いだ、ミディアムサルーン・クラスの5ドアハッチバックだ。全長4.5m×全幅1.8m×全高1.5m、ホイールベース2.7m。
パワートレインは120bhpから200bhpをラインナップ、トランスミッションは6MT、ロボットMT、ATを設定する。
車内エンターテイメントでも先進の技術を採用する。CDプレイヤーとMP3ファイルリーダー、ステアリングコントロールを含むBOSE製オーディオ、マイクロソフトと共同開発の「Blue&Me」車載情報システム、マニェッティ・マレリと開発した新型カーナビなど。